少年野球の元監督が考える6回制、ホームベース拡大の意図3選!

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野球

 

2022年シーズンから、6回制と
ホームベース拡大のセットで変革を
見せる少年野球界。

 

では、そこにある意図とは何だろうと
いうことで、今回はそこについて考察して
いきます。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

今回、一気に二つも同時に改革が起きたと
いうことは珍しいなぁ。
『一気に二つも改革したなんて、連盟も
色んな意図があるんだなと推測できるよね。
この辺りを考えていくと今後の野球界の
向かう方向が読み取れるよ。』

 

 

◆二つの改革の狙い
◆今後の野球界の課題
◆これからの理想の姿

 

 

私の実体験を基にこういった疑問に答えます。

 

 

✔もくじ
1.6回制、ホームベース拡大の意図3選!
2.今後の指針を示す年

 

 

この記事を書いている私は小学校1年生から
野球を始め、中学、高校、草野球と第一線で
20年以上のキャリアになります。

 

また、少年野球のコーチ、監督も歴任し
少年野球についての経験・実績は十分です。

 

そんな私の経験や、実体験をもとに
書いていきます。

 

 

 

6回制、ホームベース拡大の意図3選!

 

2022年シーズンから一気に二つもルール
改正が行われました。

 

これらは異例のことで、連盟側の待った
なしの状況がうかがえます。

 

そんな、6回制、ホームベース拡大の意図
を下記3点にまとめました。

 

 

✔試合時間の短縮
✔投手の負担減
✔バッティングの積極性

 

 

では、1点ずつ解説しますね!

 

 

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✔試合時間の短縮

今回の大きな狙いの一つは間違いなく
試合時間の短縮です!

 

1回減らし、ホームベースを大人と同じ
サイズに拡大によって、スピーディーな
試合展開になります。

 

1回少ないことで、約10分の試合時間の
短縮になります。

 

また、ホームベースを拡大することで
ピッチャーのストライク率が上がり
試合のテンポもよくなります。

 

この辺りのトータル的な狙いは
間違いなく試合時間の短縮です。

 

野球の試合は小学生でも長いので
良い取組だと思います。

 

 

✔投手の負担減

6回制にすることで、完投しても1回減る
ので負担減になります。

 

今は70球があるので、完投も少ない
でしょうが、6回制だと次から次に
投手をつぎ込めます。

 

6回ということで、キリも良く計算も
しやすいため、継投のタイミングが
掴みやすいです。

 

2回、3回、どちらで区切っても良いです
ので、今まで以上に、継投が主流に
なると思います。

 

それによって、一人あたりの負担が減り
故障防止にもなりますね!

 

 

✔バッティングの積極性

ホームベースが大きくなり、
ストライク率が上がるということは
バッティングにおいては不利になります。

 

ですので、今まで以上に早いカウントから
積極定期に仕掛けていく必要があります。

 

バッティングというのはいかに甘い球を
逃さずに打つかが最重要です。

 

ストライクも甘い、厳しいがあり、甘い
ストライクを積極的に打っていくことで
結果もついてきます。

 

バッターが積極的にしかけると、結果的に
試合時間の短縮にもなりますね!

 

 

本当にこれら3点でイイの??

6回制、ホームベース拡大の意図って
本当にこれら3点でイイの?と思う方も
いらっしゃると思います。

 

私はこの2点が改革されるというのを
知ってから、即座にこの3点が狙いだろうな
と感じました。

 

これらの狙いは今の少年野球の課題とも
いえるので、そこの解消が狙いです。

 

私的には今回の改革は大賛成ですし、
もっと改革を進めても良いと思いますが
今回の2点だけでも十分効果はあります。

 

ですので結論、6回制、ホームベース拡大の
意図はこれら3点で大丈夫です。

 

 

 

今後の指針を示す年

 

2022年は少年野球にとって、これからの
指針、方向性を示す元年です。

 

二つの改革を一気に実施したということは
連盟側も時間が無いと思っている証拠です。

 

今後の少年野球界の指針、方向性は
下記のようになっていくのではと予測
します。

 

 

・試合時間の更なる短縮(5回制⁉)
・ストライクゾーンの拡大
・球数制限の規制が強まる(学年×球数⁉)
・ピッチャーからキャッチャーへの交代禁止

 

 

子ども達を故障から守りつつ、試合時間の
短縮を行い、社会の野球離れに歯止め
かけたい気持ちが大きいんです。

 

 

まとめ:少年野球の元監督が考える6回制、ホームベース拡大の意図3選!

今回の振り返り、少年野球の元監督が
考える6回制、ホームベース拡大の意図3選!
は、下記になります。

 

 

✔試合時間の短縮
✔投手の負担減
✔バッティングの積極性

 

 

今回の二つの改革により、上記3点の
意図が見込めます。

 

先ほど、書いたようにこれからはもっと
試合時間短縮になっていくと思っています。

 

野球の試合時間の長さは野球界にとっての
課題ですので。

 

 

というわけで、今回は以上です。

 

 

この記事が少しでも少年野球関係者の為
なれば幸いです。

 

 

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