今回の甲子園自体のターニングポイント
でもある下関国際と大阪桐蔭の一戦を
私なりの見解で振り返ります。
大阪桐蔭の敗戦で今大会の風向きが
ガラリと変わりました。
ぜひ最後までご覧ください。
今回の甲子園の焦点は大阪桐蔭の春夏連覇
なるか!?その一点だったよね。
『春夏連覇なるか、なれないとすれば
どこが止めるのか。
その1点が最大の注目だった大会で
ジャイアントキリングが起きちゃった。』
◆大阪桐蔭の敗因
◆下関国際の勝因
◆今後の高校野球界の流れ
私の実体験を基にこういった疑問に答えます。
1.下関国際と大阪桐蔭の攻防3選
2.今後の高校野球界
この記事を書いている私は小学校1年生から
野球を始め、中学、高校、草野球と第一線で
20年以上のキャリアになります。
また、少年野球のコーチ、監督も歴任し
少年野球についての経験・実績は十分です。
そんな私の経験や、実体験をもとに
書いていきます。
下関国際と大阪桐蔭の攻防3選
誰もが大阪桐蔭の春夏連覇を疑わなかった
準々決勝第三試合。
ここで、波乱が起きてしまいました。
そんな準々決勝第三試合のポイントを
下記3点にまとめました。
✔攻めの配球
✔粘り強い下関国際の打線
では、1点ずつ解説しますね!
✔サウスポーに苦しむ
今や大阪桐蔭を倒すならサウスポーと
言われるぐらいサウスポーに対して
甲子園で苦戦しています。
今年の選抜1回戦でも鳴門のサウスポーに
対して3点しか取れませんでした。
過去の敗戦を見てもサウスポーに屈する
ことが多く、今回の敗戦も下関国際の
エースでサウスポーの古賀投手からビッグ
イニングを作れず苦しい展開となります。
今回の敗戦からも、打倒大阪桐蔭を目指す
チームはサウスポーの育成に力を入れる
でしょう。
というか、大阪桐蔭に限らずこれだけ
左打者が増えればサウスポーの需要は
高まります。
✔攻めの配球
下関国際のバッテリーは強打の大阪桐蔭
打線に真っ向勝負を挑んでいました。
格下が逃げたところで、結果は分かって
います。
打たれるかもしれませんが、ビビらず
攻めた結果がこのような素晴らしいことに
なりました。
格下は絶対に逃げてはいけませんね!!
✔粘り強い下関国際の打線
大阪桐蔭相手に、ロースコアに抑えても
それ以上に点を取らないと勝てません。
打線も素晴らしいですが、投手陣も同じく
素晴らしいです。
好投手相手に、バットを短く持って
追い込まれればノーステップでしぶとく
粘っていました。
2年生ながらプロ注目の前田投手からも
左打者がチャンスを作り、左打者が還して
います。
こうした所もチームとして徹底されて
いたので9回の勝ち越しに繋がりました。
下関国際と大阪桐蔭の攻防って本当に
これら3点でイイの?と思う方も
いらっしゃると思います。
試合の中ではトリプルプレーとか
インパクトのあることもありました。
しかし、それらのプレーも今回の3点が
あったからこその展開だと思います。
大阪桐蔭相手に終盤まで1点差で食らいつく
素晴らしい戦いをした結果、無死一二塁で
バントエンドランの選択をさせた…
そのバントエンドランがアンラッキーとなった。
そこまでの展開まで行った要因は今回の
3点があったからです。
ですので結論、下関国際と大阪桐蔭の攻防は
これら3点で大丈夫です。
今後の高校野球界
今回、世代最強チームの大阪桐蔭を
新鋭の下関国際が倒したというのは
高校野球関係者に勇気を希望を与えたと
思います。
今までなら、試合前から名前負けしていた
絶対王者でしたが、その名前の威力が少し
落ちた気がします。
もちろん、下関国際がそれだけの準備と
練習をやって力があったからことの結果
だと思います。
今年の世代最強の大阪桐蔭を倒すのに
同じく超名門の高校じゃなくても力が
あれば倒せると印象付けたのは大きいです。
今後は大阪桐蔭への憧れや尊敬から
倒して名前を上げてやろうというチームや
選手が増えてくると思います。
打倒!大阪桐蔭の包囲網はより強化されて
いきますよ。
今回の振り返り、少年野球の元監督が思う
下関国際と大阪桐蔭の攻防3選【気持ち大事】
は、下記になります。
✔攻めの配球
✔粘り強い下関国際の打線
絶対王者相手に逃げたチームは大差となり
逃げなかったチームは僅差となった大会
でした。
その中でも、真っ向勝負で勝ち切った
下関国際は立派でした。
次はうちが、というチームがどんどん
出てくることでしょう。
時代が変わった、ともいえるような
大会となりました。
というわけで、今回は以上です。
この記事が少しでも野球関係者の為に
なれば幸いです。
家遊楽賢 ~家族で遊ぶ、楽しく賢く♪~