家族の憧れ!自宅に石窯を作った過程とそのメリットを一挙公開!

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アウトドア

以前から家族全員ピザが大好きで、自宅に石窯を作りたいなと
漠然と考えていました。
時間ができたらと思っていたら、まさにコロナ禍のGWで時間も
できたので、よし、やってみようという事でチャンレンジしました。

ネットで調べて、大体自分でどう作るとイメージができたので
材料の買い出しから行いました。
本当にできるのだろうかという気持ちもありましたが、なんとか
完成させる事ができました。

 

 

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予算/材料調達

まず、一番気になる予算ですが、材料を購入した金額は1万円以内
でした。
以前、ざっくり調べていた時は10万~15万とか出てきたので、
それだけのメリットは無いなと思いながら、スルーしていましたが
今回本気で作ってみようと考えると、何とか安価に作れるサイトが
ありましたので、そこを参考にして長男と一緒に作りました。

 

 

《材料詳細》

1.ブロック 10個 151円/個         1,510円
2.コンクリート板(約800×400×30) 2枚 800円/枚   1,600円
3.耐火レンガ 20個 202円/個                  4,040円
4.すり鉢 1個 1,300円                             1,300円
5.赤土 約30㎏ 無料(山から調達)                   0円
6.川砂 2kg 無料(川から調達)                        0円
7.枯草(稲藁) 適量 無料(野原から調達)         0円

 

 

製作

材料を揃えても、不安は未だ消えませんでした。
ただ、購入してしまった以上、やるしかないという気持ちには
なれました。
以下、制作工程を簡単に記載します。

工程1 土台を作る為に土を水平にならす
工程2 1.のブロック10個を左右5個ずつ積み土台を作る。
工程3 2.のコンクリート板を2枚並べてブロックの上に乗せる
工程4 3.の耐火煉瓦を積み上げていく
工程5 耐火煉瓦を積み上げた上に4.のすり鉢を被せる
工程6 材料5、6、7に水を適量加え、粘土状の硬さにする
工程7 工程6の赤土を耐火煉瓦やすり鉢にペタペタくっつける
工程8 全体が綺麗に覆われるまで赤土を盛ったら完成
工程9 2~3日乾燥させて、ヒビが入った所を赤土で補修する
工程10 石窯デビュー(焼き入れ兼ねる)

土台の水平出しに少し時間がかかると思いますが、そこが決まれば
あとは積み上げ式ですので、一気に骨組みが出来ます。

土台のブロックは左右5個に分け、奥に縦向き▯に三つ重ねて̻、
手前は残り2個を縦̻▯と横̻▢にT時の様に重ねて高さを合わせます。
そのブロックの土台の上にコンクリート板を横向きに乗せ、その上
に耐火煉瓦を底面に横二列で8個、左右側面に各4個、奥の面に
ハの字に各2個を重ねて、高さが揃った所にすり鉢を被せて骨組みが
完成です。(工程1~5)

 

工程1、2の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工程3、4、5の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工程6~8は泥遊びと同じですので、子どもの得意分野でした
ひたすらペタペタ、ペタペタ・・・やっていました。

完成後の自然乾燥も忘れないでください。必ず乾燥してヒビが入り
ますので、補修は必須です。
火入れ(デビュー)必ずは2~3日待ちましょう。

 

 

工程6、7、8の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間的に骨組みが終わるのに1時間、赤土を塗るのに2時間弱で
完成まで3時間かからなかったと思います。
思ったより早かった記憶があります。

 

石釜デビュー(火入れ)

自然乾燥後の補修まで終わったら、いよいよ本番です。
火入れも兼ねた、石釜デビューになります。

今でも覚えていますが、この日をとても待ち遠しく、楽しみにして
いました
薪も山から取ってきて、薪割もし準備万端です。本当に自分が作
った石窯で大丈夫なんだろうかと心配になりながらも、火をおこし
ました。メラメラ勢いよく燃えて、石窯は火に対してビクともしま
せん。薪が順調に燃えて行き、火を奥に移動させると燃え方が弱く
なったので、また手前に移動させて火力を戻します。

 

ポイント!
手前の方である程度燃やしてから火を奥にやらないと、直ぐに奥に
入れると酸素不足で燃えにくいんです。
火加減の調整にもノウハウが要ります。

 

熾火になり始めた頃からピザを焼いていきます。
イメージでは2分ぐらいで焼きあがるように思っていましたが
中々焼けません。じっくり待っているとようやく焦げ目がついて
きました。なんとか10分ぐらいかけて焼き上がりました。
もっと火力が必要なのか!?そこから次に焼くも最初より更に時間が
かかってしまいました。
火力は良いと思っていましたが、もっと火力を強くして、釜の中の
温度を一気に上げておかないといけなかったようです・・。
初の石窯デビューはいい勉強になりました。

 

■ポイント!
窯の手前で火おこしの時から、強い火力を意識して、これでもかと
いう位、薪を燃やしておいて後から丁度良くなります
火力は常に高く保ちます。これもノウハウです。

 

 

 

実食

いよいよ、自宅の石窯で焼いたピザを食します。
どんな感じか緊張しながら食べました。それ以前に石窯で無事に
焼けた事が何よりホッとしました

最初なので焦げなどもありましたが、味は非常に美味しかったです。
外側カリっと、中はふんわりという感じで本当に家で自分が焼いた
ピザなのかという位の本格的な味でした。
この最初の1枚目というのがずっと記憶に残ると思います。
まさか自宅で石窯ピザを食べる日が来るなんて思ってもみません
でした

 

自宅で作ったマルゲリータ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石窯を作ったメリット

気軽に本格的なピザが食べられる

ピザ好きの家族からすると一番のメリットです。
お店に行かずとも、本格的なピザが食べられます。また、子ども達
と一緒に好きなピザを作ることで楽しくピザパーティーをやれて
います

 

 

 

来客が増えた

家に石窯があると噂を呼び、妻のママ友や、仲の良いご近所さん、
子どもの友達やその家族と、沢山の方が我が家に来る機会が増えま
した。

こんなに世の中の方はピザ好きが多いのか!と思います。こっち
も嬉しくて気合を入れて焼くので、どんどん腕を上げています。
今では生地から作る様になり、本格的なピザ屋さんレベルに達して
います(笑)

 

 

 

 

家族の時間も増えた

ピザを作るお陰で、家族の夜ごはんにピザの選択肢が増えて、より
一緒の楽しい時間が増えました
子ども達もピザを作る事が上手になり、色々なトッピングで楽しま
せてくれます。
楽しみながらの一家団欒ができています。

 

 

 

プチキャンプ気分を味わえる

ピザ窯では薪を使用して焼くので、いわゆる焚火をしている状態に
なります。
キャンプでの焚火とほぼ同じです。火を見ると癒される効果がある
らしく、私も焚火が好きなのでそれもあってピザをする機会が多い
です。

ピザをしていると、外で直火でするのでキャンプと殆ど変わりま
せん。外にテーブル出して、イス出して、火があって・・
まさにキャンプそのものと思えます。そういった意味でもピザを
する機会が多くなっちゃいます。

 

 

 

 

一言まとめ

GWに石窯を作ってから半年経ちましたが、いまだにピザの頻度は
落ちていません!2週間に1回ペースで行っています(笑)

今回、石窯作りや初めて焼いた日の事を思い出しながら書きました。
その時から比べると火の扱いも、生地作りも格段に上達したなと
しみじみ思います。

 

これからも石釜ピザの魅力を楽しみながら伝えていきます。
本当に石釜を作ってみて人生が変わるぐらいのメリットがありました。

 

 

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