ホークスVSジャイアンツ!日本シリーズ第3戦を振り返る!

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野球

移動日を挟み、PayPayドームに場所を移しての第3戦。
ホークスが一気に王手をかけるのか、ジャイアンツが
一矢報いるのか

大事な大事な第3戦を振り返っていきます

色々なところに勝負の綾がありましたのでそこを含めて
分かりやすく解説していきます。

 

 

 

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注目の両先発

ホークスは大方の予想と反してムーア、ジャイアンツは予想
通りのサンチェスで福岡ラウンドが幕を開けました。

両投手ともに立ち上がりから良い投球内容で試合が進みます。
ホークスは予想通り、ジャイアンツは予想以上の展開だった
と思います。

 

このシリーズ初めて、2回終わって0-0と緊迫した内容
なっていきましたが、3回裏に均衡が破れました。

しかし、このシリーズ初めて見応えのある試合内容となり
非常に日本シリーズらしい試合でした。

ただ、サンチェスも良かったのですが、ムーアがそれ以上の
快投を見せたのが圧巻でした!
この日もジャイアンツ打線は速い真っすぐを打てずに苦し
んでいましたね。

 

 

 

 

大事な先制点のチャンス

昨日から言っていた、ジャイアンツは先制点が大事だという
事で、初回に相手のミスから願ってもいないチャンスが訪れ
ました。

無死二塁で送って、一死三塁と誰もが思っていましたが、
ここでまさかのバント失敗で送れず、アウトカウントが
増えただけとなりました。
(バントが捕手前に転がり二塁走者が挟まれてアウト)

ここできっちり送り、次の坂本、岡本を迎えたかったのです
が、一死二塁で打順を回すことになりました。

無死二塁の時点でホークス側もある程度失点を覚悟したと
思いますが、バント失敗と、その後の二人が打ち取られて
0点で初回を乗り切った事で、この日も流れが最初に
ホークスに傾きました

 

取れる所で確実に点を取るという事が短期決戦において
大事な事で、しかも劣勢のジャイアンツが相手のミスから
先制点を取れるチャンスがあったにも関わらず、みすみす
手放してしまったのが、とても大きなプレーとなりました。

 

 

先制点はホークス

ジャイアンツがチャンスを潰した後、ホークスが先制する
までは、お互いチャンスらしいチャンスはありませんでした。

ホークスが先制したのも、3回二死から周東選手が二塁内野
安打&一塁暴投で二死二塁とし、中村晃選手を迎えた場面
です。※眠っていた周東選手初安打!

二死からですが、ホークスも相手から貰ったチャンス
周東選手の足を考えると単打でOKの場面。ジャイアンツ
バッテリーがこの試合初めて迎えるピンチです。

ここでしっかりと浮いたフォークをとらえ、ライトスタンドに
先制ツーランを叩き込みます。ほんと、流石の一言に尽きる
ホームランでした。

しかし、その後も両先発の好投で2-0のまま試合は進みます。
2-0だとワンチャンスでひっくり返るので油断はできません

 

 

 

6回裏の大きな意味

ホークスはチャンスを作り、代打で長谷川選手を送ります。
ここは良い当たりでしたが、セカンド吉川選手の好守備に
阻まれて点を取れませんでした

しかし、この時長谷川選手は一塁へヘッドスライディング
をし、何とかセーフになろうという必死さ、気迫が全員に
伝わりました。

しかも、アウトになった後は地面を思い切り叩いてまで悔し
さを露わにしていました。

 

ここで気持ちが動いたファンも多かったと思いますし、何より
ホークスのチーム全員がその姿を見ており、何とか次の1点を
取ろうという気持ちになったのではないかと思います。

 

 

2-0から大事な次の1点は

野球の試合で2点差のまま試合が進むと、次の1点が非常に
大事になってきます。
1点差になるのか、3点差になるのかでは大きな違いです。

そういった意味でも次の1点がどちらに入るのかで、この第3
戦の流れがまだ分からない状況でしたが、大事な3点目は
ホークスに入りました。

 

7回裏、皆が繋いだ一死一二塁から、またしても中村晃選手が
ライト前にタイムリーを打ち、3-0
大きな3点目がホークスに入りました。この1点は先程の6回裏
長谷川選手の気迫が取らせたような1点でした。

更に二死からグラシアル選手が駄目押しの4点目のタイムリー
で試合が決しました。

 

 

 

セパの実力差とは

1,2戦目で散々言われたセパの実力差という事ですが、実力差
も当然あるでしょうが、この日の長谷川選手のあの悔しがる
姿勢が、全てを物語っていると感じました。

何とかしてやろう、どうにかランナーを返してやろうという
気持ちの部分が一番大きな差となって現れています。

元々の実力差がありつつ、さらに強い方がこういった気持ちを
持っているという事がここまで3勝0敗という戦績に繋がって
いるのかなと思います。

 

 

4戦目以降の展望

とにかくジャイアンツとしては王手をかけられた訳ですから
それこそ死に物狂いで向かって行って欲しいです。

もうここまできたら技術云々というより、長谷川選手の様な
気迫が大事だと思います。

先発も和田投手と畠投手という事で、経験も実績も和田投手に
分がありますが、なんとか昨日のサンチェス投手の素晴らしい
投球を見習い、昨日の様な緊迫した日本シリーズらしい試合
見たいものです。

 

何度も言いますが、ジャイアンツは先制点がとても大事です。
終始、試合の主導権を握っての試合展開に持ち込めるように
して欲しいです。

逆にホークスは勢い、流れに乗ったまま、一気に4連勝で
日本一を決め、本拠地での胴上げを見たいです。

 

 

 

 

第3戦まとめ

1,2戦と変わり、両投手の素晴らしいピッチングで膠着した
良い試合が見れました。

しかし、膠着した試合だからこその差というのも、まざまざと
感じる試合となりました。

第3戦の勝負の綾は1回表にジャイアンツは貰ったチャンスを
活かせなかった事と、逆にホークスは貰ったチャンスを活かし
尚且つ長谷川選手の気迫が勝利を呼び寄せる形となりました。

日本最高峰の試合を1試合でも多く見たいのが野球ファンの
想いでもあるので、何とかジャイアンツには一矢報いて
もらいたいです。

 

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