少年野球の元監督が考える近未来の少年野球界【お手本は既にある】

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教育

少子化の5倍のスピードで進む野球離れですが
今さら野球離れの話をするつもりはありません。

 

野球界が国民的スポーツという座のもとに
胡坐をかき続けてきた結果だと真摯に受けとめ
一致団結しないと解決しないでしょう。

 

問題山積みの野球界ですが、今後の流れを
私なりに予想してみたいと思います。

 

今より良くなる野球界がきっと訪れると
おもっています。

 

知りたい方は、ぜひ最後までご覧になって
くださいね。

 

 

 

少年野球界の近未来のについて知りたい人
「少年野球界は近い将来、どうなっていく
のかなぁ。もっと野球離れが進めば、
野球界が成り立たなくなる恐れがあるね。
色々と予測しながら知りたいな。」

 

 

◆少年野球界の近未来について知りたい人
◆少年野球界の近未来画が分からない人
◆少年野球界の近未来についてアドバイスが
欲しい人

 

実体験を基にこういった疑問に答えます。

 

✔もくじ
1.少年野球界の近未来の予測5選!
2.良い少年野球界にするには

 

この記事を書いている私は小学校1年生から
野球を始め、中学、高校、草野球と第一線で
20年以上のキャリアになります。

 

また、少年野球のコーチ、監督も歴任し
少年野球についての経験・実績は十分です。

 

そんな私の経験や、実体験に

基づいて解説します!

 

 

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少年野球界の近未来の予測5選!

止まらない野球離れに一番危機感を感じている
のは、少年野球の指導者や関係者ではないで
しょうか。

 

そんな少年野球界を含めた野球界が今後
どうなっていくのか、どうなったらいいのを
希望的予測も含め書いていきます

 

 

✔野球離れにNPBが本腰
✔NPBがユース(下部組織)を立ち上げ
✔指導者・審判の完全ライセンス化
✔活動時間の厳命化
✔プロアマ含む野球組織の一本化!

 

 

実現の可能性の高そうなものから、希望的
予測まで様々あります。

 

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

 

✔野球離れにNPBが本腰

まだまだ本腰を入れているとはいい難い
NPBの対応。ただ、これには理由もあるんです。

 

NPBは『日本野球機構』の略でプロ野球を
管轄する組織なんです。

 

ですので、プロ野球界を上手くまわす事が
最大の仕事で野球人口減より観客動員、
プロ野球ファンを増やすことが仕事です。

 

今まではプロ野球界のことだけしか興味が
なかったNPBですが、野球人口減の問題が
いよいよ無視できないレベルにまでなって
きました。

 

野球界に絶大な影響力があるNPBが本腰を
入れて活動してくれることが一番効果があると
思います

 

 

Jリーグは各クラブを通じて幼稚園・保育園にも
入っていますから、そういった活動が遅かれ
早かれNPB主導で始まるかなと思います。
(個人、OBレベルでは行ってありますが・・)

 

 

✔NPBがユース(下部組織)を立ち上げ

これも今後、人材確保のために行われるんじゃ
ないかなと思っていることです。

 

サッカーと言うモデルケースがありますので
サッカーに習って、こういった流れになりそうな
気がしています

 

既に毎年年末にNPBジュニア・トーナメントが
開催されています。

 

地元の小学生がセレクションを経て、
選抜されNPBのユニホームをきて戦う
全国大会です。

 

さらに、一足先に楽天イーグルスが
中学硬式のクラブを立ち上げています。

 

こういった流れが今後はより広まって
いく気がしています。

 

✔指導者・審判の完全ライセンス化

今も指導者審判共にライセンスはありますが
完全に浸透していません

 

サッカーのようにライセンスを持っている人
しか指導者としての指導や、審判ができない
とは残念ながらなっていません。

 

少年野球界は良くも悪くも誰でも指導者に
なれて、誰でも審判ができたからここまで
広まりました

 

ですが、その誰でもというところの弊害が
最近では大きくなっており、問題ともなって
いますので、3年前から試験帝に指導者の
ライセンス制が導入されました。

 

特に年配の方はそうした考えや、学ぼうと
いう姿勢が皆無の為、中々広がらず、ライ
センスを持たない指導者が変わらず指導して
います

 

せっかくの良い制度ですので、一元管理し
持たない人は指導者になれない、という
ところまで徹底して欲しいです。

 

よりよい野球界の為に。

 

 

✔活動時間の厳命化

2年前に球数制限が導入されたと同時に
チーム活動に対するガイドラインも提示
されました

 

・1週間に6日以内、1日3時間を超えない
・練習試合を含め、年間100試合以内
・試合無しのシーズンオフを3か月とる
(※一部抜粋)

 

しかし、あくまでもガイドラインですので
監視もないですし、罰則もありません

 

これが今後は、しっかりと守られて、守らない
チームは活動停止などというところまで管理
されると、良い野球界になっていくと思います

 

少年サッカーとの練習は時間できっちり
終わるのを見ていると『習わせやすいな』と
感じますよね。

 

 

✔プロアマ含む各野球組織の一本化!

野球界がいまだに一枚岩になって野球離れに
対応できていない最大の要因がこれです!

 

各カテゴリーに様々な組織、団体が乱立して
いるので、一致団結がまったくできません

 

下記はメインどころの一覧表です!

 

■少年野球:全軟・スポ少
■中学軟式:全軟
■中学硬式:多数乱立
■高校野球:高野連
■大学野球:全日本大学野球連盟
■社 会 人:日本野球連盟
■草 野 球:全軟
◇プロ野球:日本野球機構
◇独立リーグ:日本独立リーグ野球機構

 

 

これら以外にも、準硬式やクラブチームなど
が所属する団体・組織などがあります。

 

サッカーのように一つの組織が管轄し、バシッと
縦割りで管理を行えると、絶対に違ってきます!

 

いがみ合っていても野球そのものが無くなったら
本末転倒ですので、一番影響力のあるNPBが
音頭を取って、誰か中心人物を決めて組織の
一本化を行って欲しいです!

 

野球界の未来のために絶対必要なことです!

 

 

これらの項目に変わる可能性って本当にあるの?

これらの可能性が本当にあるのか?疑問に
思う方もいらっしゃると思います。

 

実現の可能性の高い物と低い物、ありますが
これらの項目が改善されないと、よりよい
少年野球界にはならないと思います。

 

私の今までの経験で感じたことは、上手くいって
いるお手本のサッカーを見習うとこのようになって
いくということです。

 

サッカーにはプロアマ問題もなく、サッカー界と
してよりよい方向に、というのがあり今の発展に
いたっています。

 

衰退を真摯に受け止めると、変わっていく
というより、変わらなくちゃいけない、という方が
正しいですね。

 

よって、この項目のなかで、よりよい少年野球界
や野球界にするには、全部と言わずとも、いくつ
かは実現の可能性は高いです!

 

 

良い少年野球界にするには

今の少年野球界を良くしていくには、やはり
やり過ぎだった活動・拘束時間の短縮が一番
あげられます!

 

野球人口が増えない限りは何をやっても衰退
する一方です。底辺のこれ以上の衰退を防ぐ
為に、少年野球の間口を広げることが最優先
課題です。

 

その為には今の、土日も早朝から夕方まで
フルに活動するというスタイルを脱却しなくては
いけません!

 

大会を除いて、基本土日のどちらかが休みで
どちらかに練習しても半日で終わる、という
活動内容であれば、入部のハードルはグンと
下がると思います。

 

今までがやり過ぎで、本来はこれ位で
丁度いいんです!

 

現に、コロナもあり中学の部活動はここ最近
そうした活動内容になっています。

 

足りない子は自主練したり、家でやったり工夫
次第でいくらでも、考えてできますから。

 

 

スタートである少年野球で親も子もお腹一杯
活動して、燃え尽き症候群になる家庭もあるので、
コロナ禍の今、もう少しやりたいな!を大事に
すれば良いと思います。

 

これを全国統一で取り入れると、野球離れには
一定の歯止めがかかるかなと持っています。

 

こうなると、指導者は限られた時間で最大限の
練習ができるように学ばないといけません
それが全体のレベルアップに繋がると思い
ます。

 

活動時間の短縮⇒練習内容を工夫する⇒効率
の良い練習⇒短時間でOK⇒それぞれの負担
が減る⇒入部者が増える⇒野球離れに歯止め

 

こういう正のサイクルが回りだすことで
携わるみんながハッピーになると思います。

 

今の野球界、問題が多いですがそれらの
解決が活動時間の制限でほとんどがクリアに
なると思っています

 

 

まとめ:少年野球の元監督が考える近未来の少年野球界

今までの経験や体験から、今後の少年野球界
の期待も込めて、かきました!

 

今回のおさらいは下記5項目になります!

 

✔野球離れにNPBが本腰
✔NPBがユース(下部組織)を立ち上げ
✔指導者・審判の完全ライセンス化
✔活動時間のガイドライン化
✔プロアマ含む野球組織の一本化!

 

 

恐らく、この中の何項目かは近未来で実現
されると思っています

 

是非、今回のこの項目にも注目して少年野球界
をみていていただけると幸いです。

 

 

というわけで今回は以上です。

 

 

サッカーをお手本により良い少年野球界や
野球界になることを切に願っています♪

 

 

 

 

 

 

 

家遊楽賢 ~家族で遊ぶ、楽しく賢く♪~

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