少年野球の元監督が考える食トレの是非3選!【無理矢理は絶対NG】

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野球

食トレという言葉が一般的に広まり、
小中学生にも下りてきています。

 

明らかに細すぎる子はもっと飯食え!と
言われますが、チームとして強制して
ノルマを作ったりするのは違うかなと
思います。

 

今日はこの辺りについて書いていきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。

 

 

 

ダルビッシュ選手の増量などで、体重増が
良いパフォーマンスに繋がるという風潮が
野球界では根強いです。
『確かに最低限の体格、体重は必要だけど
それを成長期の子どもに求めすぎるのは
少し違うかな。
硬式のクラブチームにも1食で3合とか
聞くけど、狂気の沙汰としか思えない
んだよね。』

 

 

 

◆食トレって必要?
◆食トレの大切さ
◆体重増=良いパフォーマンスではない

 

 

私の実体験を基にこういった疑問に答えます。

 

 

 

 

✔もくじ
1.食トレの是非3選!
2.強制は絶対によくない!

 

 

この記事を書いている私は小学校1年生から
野球を始め、中学、高校、草野球と第一線で
20年以上のキャリアになります。

 

 

また、少年野球のコーチ、監督も歴任し
少年野球についての経験・実績は十分です。

 

 

そんな私の経験や、実体験をもとに
書いていきます。

 

 

 

 

食トレの是非3選!

 

食トレは最低限は必要だと思いますが、
行き過ぎると虐待に入ります。

 

楽しい食事を虐待にしない為にも
気を付けていきまさよう。

 

そんな食トレについて分かりやすく、
下記3点にまとめて書いていきます。

 

 

✔体重増=良いパフォーマンス?
✔無知な指導者たち
✔食事をエサにしない

 

 

では、1点ずつ解説しますね!

 

 

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✔体重増=良いパフォーマンス?

指導者や保護者が食トレを取り入れようと
するきっかけは、選手のパフォーマンス向上
があります。

 

しかし、体重が増えたからといってそれで
パフォーマンスが上がる保証はありません。

 

選手のタイプや特性、成長速度などあらゆる
ことが違っている中での厳しい食トレは
疑問です。

 

確かに、ガリガリの選手であれば体重が
増えた分だけ力になり、パフォーマンスも
上がるでしょう。

 

しかし、体重を増やして皆が成功していると
いう考えは安易すぎます。

 

ケガのリスク、適性体重、筋肉量など
様々なことを加味し、見極めましょう。

 

 

✔無知な指導者たち

私が食トレで一番危惧しているのが
これです!

 

いまだに硬式のクラブチームなどでは一度の
食事で3合や決められたタッパの分量を
食べないと練習参加できない、とかあります。

 

そんな、指導者が食に対して無知なチーム
って、どうなんでしょう。

 

白米ばかり3合も一気に食べても身に付く
量はしれています。

 

一度で吸収できない栄養は体外へ排出
されますし、脂肪として体内に蓄積され
ます。

 

脂肪を増やしてでも体重を増やすことって
それほど重要でしょうか。

 

バランスの悪い大量の食事を嫌々ながら
食べさせては罰ゲームです。

 

 

指導者はただ食べさせるだけじゃなく、
理にかなった食べさせ方をするべきです。

 

 

 

✔食事をエサにしない

この言葉は名門の日大三高の小倉監督
モットーとしていることです。

 

小倉監督も昔はとにかく大量に食べさせて
いたそうですが、それを見ていた奥様から
選手が可哀想、という言葉でハッとした
そうです。

 

それ以来、日大三高は食トレを無くし
食べたい分量を美味しく楽しく食べるように
しました。

 

しかし、その中でも意識の高い選手、体を
大きくしたい選手は考えて食べるので
体格も他校の強豪に劣らない選手が勝手に
育っています。

 

朝練の後には絶対味噌汁を飲んでたんぱく質を
効率よく補給するなど、もちろん小倉監督
自信が学ばれています。

 

本来の楽しい食事をエサにしない。
これって非常に重要ですよね。

 

 

エサになっているチームはありませんか。

 

 

本当にこれら3点でいいの?

本当にこれら3点でいいの?と思う方も
いらっしゃると思います。

 

食トレというのは指導者によって考え方が
様々ですが、これらの3点は抑えておきたい
ところです。

 

これらの3点を守った上での食トレならば
大いに賛成です。

 

体重を増やすことを最優先にせず、指導者
自身が学んでおり、理にかなった食事や
補食。

 

こういうチームなら推奨したいぐらいです。

 

ですので、結論この3点で大丈夫です!

 

 

強制は絶対によくない!

 

食トレの一番ダメな所は小さい選手や
食の細い選手にも無理矢理食べさせること
です。

 

食べたくもないものを強制的に食べなくては
いけないなんなんて、ほんと虐待です。

 

一律、3合飯やチームで同じタッパなど、揃えて
自己満足するのは無知な指導者達だけです。

 

食べきれない量を毎回無理に食べていると
食事が嫌いになりますし、それを処理する
内臓の負担は計り知れません。

 

体のケアに充てられるエネルギーを
ひたすら消化につぎ込む訳ですから他の
ケアが疎かになります。

 

結局、練習の時だけ無理矢理食べさせても
その他の時間で食べないなら全く意味が
ありません。

 

食事は強制されなくても、成長期の子どもは
自然とたくさん食べます。

 

量ではなく、質や栄養バランスにこだわり
そういうった面でサポートしましょう。

 

食トレで苦しんでいるわが子がいるなら
助けてあげてください。

 

ただ、体重を増やすだけなら高カロリーの
お菓子の方が効率的ですよ。

 

お菓子は体に悪いと言われるでしょうが、
白米をメチャクチャ食べさせるのも十分
体に悪いですよ。

 

 

まとめ:少年野球の元監督が考える食トレの是非3選!【無理矢理は絶対NG】

今回の振り返り、少年野球の元監督が考える
食トレの是非3選!【無理矢理は絶対NG】
は下記になります。

 

 

✔体重増=良いパフォーマンス?
✔体重をむやみに増やさない
✔食事をエサにしない

 

 

少なくとも小学生の間は食トレはいらないと
思います。

 

体重を増やしても直ぐにパフォーマンスは
上がりません。

 

それよりもその子のタイプにあった体づくり
をしてあげる方が重要だと思います。
(スピードタイプだったらスピードを
失くさないようにする、など)

 

色んな考えがありますが、少なくとも
食についてなんも学んでいない指導者は
怪しいですね。

 

その場合は保護者さんが学んで大事な
子どもを守りましょう。

 

 

というわけで、今回は以上です。

 

 

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