少年野球から高校野球までそれぞれの
カテゴリーで球数制限が設けられています。
ひと昔前では考えられなかったことが
取り入れられ、時代は変わっていきます。
そんな球数制限による色んな効果について
今回は書いていきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
球数制限って聞くとネガティブなイメージが
先行しますが、野球界を変える大きな決断
なんだよね。
『球数制限はこれが入らないと指導者だけ
では選手を故障から守れないということで
導入されたね。最初からネガティブな
イメージだけど、実際は野球界の改革の
一つになっているんだ。』
◆球数制限が野球界にもたらす効果
◆球数制限による改革
◆球数制限による変わる野球界
私の実体験を基にこういった疑問に答えます。
1.球数制限の影響3選
2.より面白い野球界へ
この記事を書いている私は小学校1年生から
野球を始め、中学、高校、草野球と第一線で
20年以上のキャリアになります。
また、少年野球のコーチ、監督も歴任し
少年野球についての経験・実績は十分です。
そんな私の経験や、実体験をもとに
書いていきます。
球数制限の影響3選
球数制限の影響3選影響はデメリットではなく
メリットしかないと思っています。
球数制限により選手の可能性が拡がったと
思うんです。
そんな球数制限の影響について
下記3点にまとめました。
✔エースと心中が無くなった
✔色んなタイプの投手が増えた
では、1点ずつ解説しますね!
✔複数投手性の拡がり
球数制限が入るという事は必然的に
ピッチャーを増やすことになります。
今まではチームに2人良いピッチャーが
いたら、安心でした。
しかし、少年野球の70球の制限の中では
1試合で最低2人は必要になります。
1日2試合なら4人必要で、その4人の中で
乱調になれば5人、6人と必要になるんです。
そうなることで、色んな選手にピッチャーの
可能性が出てきて、意外な選手がハマったり
するんです。
✔エースと心中が無くなった
昭和から平成にかけての、エースと心中して
負けても悔いなし、という文化が無くなって
きました。
選手も監督もエースがボロボロでも代えて
負けるより、エースで負けたいという心情が
以前まではありました。
しかし、球数制限が入りそういったことが
強制的にできなくなり、皆が救われます。
高校野球でもありますよね。
エースが限界で仕方なく降板したあとの2番手
ピッチャーが意外にいい!ということが。
結局、エースを作るのは自チームですから
相手からの見解と違う場合もありますよね。
✔色んなタイプの投手が増えた
色んな選手がピッチャーをするということは
それに伴い、いろんなタイプのピッチャーが
出てきます。
投げ方、フォームは十人十色。
球質も変化球の変化も違います。
今までならそのチームのエースをイメージ
すれば良かったですが、今の時代は逆に
難しくなっています。
日頃から色んなタイプのピッチャーに接して
おくことが、大事になりますね。
球数制限の影響って本当にこれら3点で
イイの?と思う方もいらっしゃると思います。
私の経験と、今の野球界を見ていると
これら3点が一番影響を受けています。
一昔の野球界なんて、チームにピッチャーは
2人が当たり前の時代でしたから。
僕が少年野球をしていた時も一人で2試合
投げるなんてザラにありました。
良い時代になったなと思います。
ですので結論、この3点で大丈夫です。
より面白い野球界へ
少年野球は球数制限がいち早く入り、
もう4年目となりました。
その間、今までの固定観念や戦い方が
がらりと変わり、よりよい、面白い野球界に
なろうとしています。
一昔前に比べ、ピッチャーのハードルが
下がりましたし、継投が当たり前になりました。
そのような変化のよって、継投の仕方や
エースの使い方なども変わってきています。
時代に合わせたルール改正によって、
そのスポーツがもっと魅力的に面白くなる
のはいいことですね。
(Jリーグの交代枠5人も然り)
今回の振り返り、少年野球の元監督が考える
球数制限の影響3選【色んな効果は大きい】
は下記になります。
✔エースと心中が無くなった
✔色んなタイプの投手が増えた
私は球数制限によるメリットを肯定的にとらえ
変化に対応したいと考えます。
いくらなげいても前のルールには戻れない
わけですから。
少年野球にうちから、たくさんの選手が
ピッチャーを経験し、気持ちが分かることは
大いにプラスです。
というわけで、今回は以上です。
この記事が少しでも少年野球関係者の為に
なれば幸いです。
家遊楽賢 ~家族で遊ぶ、楽しく賢く♪~