2020日本シリーズ、ホークスVSジャイアンツを振り返る!

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昨日の日本シリーズ第4戦、ホークスの4連勝で一気に
終わってしまいました

昨年に続いての対ジャイアンツ4連勝という事で、内容的にも
戦力的にも圧倒的な差が見られたシリーズでした。

なぜこのような展開になったのかを解説していきます。

 

 

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今シリーズの第1戦の重要な意味

戦前から言われていた事ですが、戦力差は明らかでしたので
ジャイアンツがシリーズで勝つ必須条件として、菅野投手が
投げる第1戦を勝つ事がありました、

第1戦にして、これがこのシリーズの最大で最高の焦点
でした。

 

ホークスもエースの千賀投手でしたので、エースの投げ合い
で緊迫した投手戦となるだろうと思っていましたが、思った
よりも早く均衡が破れましたし、思った以上にジャイアンツ
打線が千賀投手を打てませんでした

 

第1戦の岡本選手の第1打席でインコース真っすぐでバットが
粉砕され、キャッチャーファールフライに倒れた場面を見て
いて、心まで粉砕されたと感じました

セリーグ2冠王として、昨年のリベンジに燃える中で挑んだ
シリーズの第1打席でまさかのバット粉砕のキャッチャー
フライ。

岡本選手の心境もそうですが、ジャイアンツのチームとしての
士気も下がったのではないかなと思います。

私はこの第1戦の岡本選手の第1打席がこのシリーズ
を象徴しているシーンだと感じました。

 

結局、ホークスバッテリーは第2戦以降も考えて執拗に内角を
攻め、ジャイアンツの打者にその残像を植え付けるという事
に成功し、第2戦以降も楽に試合を進める事ができました。

 

シリーズ通しての準備や戦い方がずっと出場しているホークス
にとっては当たり前の事だったのでしょうが、これが明暗を
分ける形となりました。

 

日本にダルビッシュ投手がいた時も、ペナントレースの3連戦
の頭に投げ、内角を徹底的に攻めて相手打線を壊すという事
をしていた事を思い出す様な投球でした!

もし自分に勝ちがつかなくても、シリーズ全体で見た時に
チームが優位になれば良いという思いが伝わってくる
エースの投球でした。

 

絶対に菅野投手で勝たないといけなかったジャイアンツと、
2戦目以降を見据えた投球をした千賀投手
ただの1戦ではなく、全てが凝縮された第1戦でした。

 

 

周東・柳田封じ

これもシリーズ前に言われていた事ですが、とにかく周東選手
を塁に出さず、足を使わせないで戦うかという事でした。

結果的に4戦通じて周東選手は1安打1盗塁に封じて、周東封じ
は成功しましたが、それ以外の打者達に好き放題にやられて
しまいました。

終盤の周東選手の盗塁数や成功率、世界記録など大々的に
取り上げられ、ジャイアンツ側がそこを意識し過ぎた形
なりました。

当然、周東選手を封じていなければ、もっと点差が開いて
いた可能性もある訳ですが、周東封じという点が成功した
にも拘わらず、ホークスを抑えきれなかったのは残念でした。

そしてもう一人のキーマン、柳田選手は優秀賞を貰う程の
大活躍でした。
ぶっちゃげ、いくら攻略して弱点を攻めてもピッチャーの
ボールの質が良くなかったら打たれます(笑)

常日頃から、菅野投手クラスと対戦しているホークス打線
ですのでジャイアンツの投手陣は打ちやすかったと思います。
その結果が、シリーズ通じてチーム打率3割というところ
に現れています。

 

 

球界の盟主の行方

そして、忘れちゃいけないのがこのシリーズが始まるまでの
セパの日本シリーズの通算成績です。

35勝35敗で全くの五分だったのが、今回のシリーズの結果で
パリーグが一つ勝ち越しました。(パ36勝:セ35勝)
これは2020年という年とも重なり、時代の転換=球界の盟主
の交代とも考えられます。

今回の日本シリーズでジャイアンツ離れも一部で起きている
みたいですし、栄光の巨人軍が2年連続4連敗という汚点
作ってしまった訳です。

昨年の4連敗でも屈辱だったであろう結果から、更に返り討ち
に合ったという事で、プライドがズタズタに引き裂かれたと
思います。

 

ここ10年の成績をみても、今年の日本シリーズを見ても、
球界の盟主の座は入れ替わったと勝手に感じています。

首都東京、読売グループという中心から、地方都市の福岡、
ソフトバンクグループという所への代替わりかなと思います。
奇しくもホークスの中心にいるのはジャイアンツで育った
王会長という所も見逃せないですね!

という事は、球界の盟主=王会長なんじゃないでしょうか。

 

 

2020日本シリーズまとめ

大方の予想通りホークスが勝つといった結果になりましたが、
流石に今年は4連勝はないのではと思っていたと思います。

しかし、蓋を開けると昨年以上に実力差を感じさせる圧巻の
4連勝で終わってしまいました。
短期決戦にホークスが慣れているという事と、CSもやって
きた事がこの4連勝にも繋がったと思います。

 

ジャイアンツはペナントレースでは前半戦の貯金を上手く
使いながら、シーズン後半は精彩を欠いていた事とCSを
しなかった事で真剣勝負から遠ざかり、今回の結果となった
ように思います。

パリーグはする、セリーグはしない、といった足並みが揃って
いない時点でおかしいですし、結局しない事もジャイアンツ
の意向だと容易に想像できます。

 

過去の栄光は捨て、もう球界の盟主ではない今、しっかりと
地に足を付けた育成を行い、球界の盟主と再び言える日
くればいいなと思います。

日本最高峰の日本シリーズが盛り上がらないと日本の野球界
全体が盛り上がりません!
数年では埋まらないこのセパの実力差を今後少しでも縮めて
面白い日本シリーズがみたいものです。

 

 

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