以前、監督就任にあたり、最初に読んだ
のが食の本でした!
食トレという間違った概念がはびこる
スポーツ界で、正しい知識を得て、子ども達を
導いてあげたいなと思いました。
そんな中で、面白くて読みやすく、結果も出して
いる虎石真弥さんについて書いた『王者の
食ノート:島沢優子著』をご紹介したいと思います。
2011年発売の少し古い著書にはなりますが
その当時、大学スポーツ界で無双を誇っていた
東洋大学の駅伝部と帝京大学のラグビー部を
食の力で支えてありました。
ぜひ、最後までご覧ください!
良い本との出会いは人生を変える力があります。
![](https://dragon-369.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
スポーツ関係の食の本ってたくさん
あるけど、どういった本がいいんだろう。
「食や営業学の本って読もうと思うけど、
なかなか手が進まないなぁ。
誰かのおすすめとかだったら読みやすいから
いい食の本を教えて欲しいなぁ。おすすめの
理由も知りたいな。」
◆いい食の本について知りたい人
◆面白い食の本を読みたい人
◆食の本のアドバイスが欲しい人
私の実体験を基にこういった疑問に答えます。
1.王者の食ノートの学び3選!
2.食の本の活かし方
この記事を書いている私は小学校1年生から
野球を始め、中学、高校、草野球と第一線で
20年以上のキャリアになります。
また、少年野球のコーチ、監督も歴任し
少年野球についての経験・実績は十分です。
読書も好きで家には2つの本棚一杯の本が
あります。
そんな私の経験や、実体験に基づいて解説します。
目次
王者の食ノートの学び3選!
私が読んだ食や栄養学の本で分かりやすく
実際に結果を出している方が書いたということで
説得力もあり、腑に落ちた一冊となりました。
そんな本著の中での大きな学びは下記の
3点になります。
✔大事な回復食
✔効果的な補食
この3点は指導者として、また野球人と
して非常に大きな学びになりました。
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それでは早速一点ずつ見ていきましょう。
✔軽視されがちの大きな食の力
だいぶ時代も変わり、以前より食のこと
を学ぶ指導者も増えてきましたが、それでも
まだまだ浸透はしていません。
いまだに、一食で○合のご飯を食べなさい、
という理解しがたい指導をしているチームを
耳にします。
確かに大きなガッチリした体を作ることは大事
なことではありますが、無理やり、偏った食事を
させても良い体にはなりません。
(脂肪を増やすならいいですが・・)
バランスの良い体を作らないと動けないし
怪我の原因にもなります。
こういう誤った認識が、大学トップクラスの
チームにも蔓延していました。
そういったことを一つずつ変えていき
結果を出して、部員たちも納得し信頼
していきます。
貧血気味だった山の神の柏原竜二さんも
『食の力で走れるようになった』と本著
で語っています。
✔大事な回復食
運動した直後の時間は大事なゴールデン
タイムと言われます!
体は運動した直後から、回復に向けて
成長ホルモンを出して、体の回復に努め
ようとします。
このゴールデンタイムの特性を活かし、運動後
直ぐに栄養の補給を行うと非常に効果的
です。
こういったことをチーム全体で浸透させ取り組む
チームとそうでないチームでは結果がまったく
違ってくるのは誰でもわかります。
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こういったことも知っているかどうかで、
大きな差がつきます。
私が監督をしていたときは、試合後の
ミーティングはゴールデンタイムを活かすために
ご飯を食べさせながらおこなっていました!
とにかく、このゴールデンタイムを活かさない
手はありません!
ゴールデンタイムの栄養補給は糖質と
たんぱく質が3:1がベスト。
例)鮭おにぎりと100%オレンジジュースなど
✔効果的な補食
意外に見逃されがちな補食。
これも食べるのと食べないのとでは体の
負担が変わります。
空腹で練習やトレーニングをおこなっても
それはプラスどころかマイナスになる場合も
あります。
空腹時に練習やトレーニングをしても、体に
すごく負担がかかり、そこで効果的な補食を
入れるといいのですが、ゴールデンタイムを
逃して栄養を取っても効果は半減です。
となると、せっかく追込んだ頑張りの
効果が半減し、思ったように体ができず
さらに追込んで・・という悪循環も
あります。
正しい補食はトレーニング効果を最大化
し、努力が報われることに繋がります。
これら以外の学びはないの?
これら以外の学びはないのか?と思う
人もいらっしゃると思います。
今回の3点以外では、食によって怪我のリスク
が高くなるということも学べました!
帝京大学ラグビー部は体調管理に血液
検査も取り入れており、体の炎症具合や
回復具合も参考にしています。
そこの数字をにらめっこしながら、
虎石さんが体に必要な栄養素を教えて
事前に怪我を防ぐ取組みもしてあります。
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こういった事が食を正しく取り入れれば
できるんだなと感心しました!
食の本の活かし方
この本に限らず、一つでも取り入れ
られることがあるなら、積極的に取り入れて
ください。
私たちより専門的に学んだ方々の
叡智がつまった本になりますので
全てが学びになります。
いまだに間違った食の指導が蔓延して
いますので、正しい食や栄養学を学ぶ
ことで、子ども達を正しく導いて
あげてください。
少しでも間違った食の指導が正されて
食トレの被害者を減らしてあげたいです。
まとめ:少年野球の元監督おすすめの食の本!【栄養学も体を作る大事な要素】
今回の振り返り、おすすめの食の本のまとめは
下記になります。
✔大事な回復食
✔効果的な補食
これら3点は特に影響を受けたポイント
となりました。
指導者のときも、ゴールデンタイムを
意識した食事をおこない、子ども達の
回復に努めました。
体を大きくすることももちろん大事ですが、
指導者の方は勉強した上で食の指導をおこなう
べきだと思います。
というわけで今回は以上です。
この記事が少しでも少年野球関係者のために
なれば幸いです。
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