子どもにスポーツを習わせたい親が考える事。今どきの実情。

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スポーツ

子どもが成長して大きくなってくると、そろそろスポーツの一つ
でも、と思ってきます。
そもそも親が我が子にスポーツをさせたい理由としては心身共に
健全に育って欲しいという事が一番かなと思います。
学校生活だけではどうしても運動量が足りませんから、そこを
補える何かを求めています。

ただそうは言っても何を習わせようか悩むご家庭が多いかと思い
ます。そんなご家庭に私が今の実情を踏まえて詳しく解説して
いきます。
皆さんのお子さんが望むスポーツに繋がればと思います。

 

 

 

 

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今の時代背景

近年、国民的スポーツとして象徴だった野球が3位に後退し、
一つの時代の流れを感じます。少子化なのでスポーツをする子ども
の数が減っているのは当たり前ですが、今まで人気がそこまで高く
なかった卓球、陸上、バスケ、など少人数や個人でできる種目が
人気となっています。

これには各スポーツにスターがいて、そこに惹かれてという事も
あるでしょうが、令和という時代に個人が頭角を現すという事の
象徴でもあるように感じます。
実際、団体競技より個人競技の需要が高まっています。

9人や11人でやるスポーツの素晴らしさも当然ありますが、個の
戦いという所も際立ってきています。
そんな令和に、各家庭の親御さんはどんなスポーツを我が子に
選ばれますか。

 

 

 

 

各スポーツの特徴

サッカー

親の負担、手軽さなどから真っ先に候補に挙がるのがサッカーです。
地道にJリーグと共に活動し続けた結果、野球を抜いて首位の座に
輝きました。各地域にカテゴリーはあれどプロ球団があるのも
親しみやすさとしては武器になります。

各地にチーム数も多く、チームを選択できるメリットもあります。
道具も野球ほど、お金が掛からず始めるハードルが低いです。
ただ、月謝は以外にも野球より高いチームが多いです。

練習なども時間で区切ってあり、この辺りも人気の理由です。
とりあえずサッカーでも習わせるか、という所まで持ってきた
日本サッカー協会に敬意を表します。

 

 

サッカーのまとめ
・始めやすさ:〇
・費用面:5000円前後/月(チームの活動レベルにも左右)
・親の負担:普通(チームの活動レベルにも左右)
・総括:チーム選択肢も多く手軽に始められる。走る事が多く、
体力、走力UP。チームワークも学べる

 

 

 

バスケット

バスケットもプロができて、将来の職業選択に入ってきました。
スラムダンクで一時的な人気を博した時期はありましたが、
そこからは下火だったのがプロができた近年の流れに乗り、
躍進を続けています。

少人数で構成され、試合も攻守が入れ替わり見応えのある事も
人気の要因かもしれません。
また、NBAで活躍する八村塁選手の活躍も後押しになっています。
バスケも簡単に始められるスポーツといえますが、チーム数が
サッカーや野球に比べてまだ少ないので、近所で手軽にという所まで
はきていません。ですので、中学校の部活から始める子が多いです。

 

 

バスケットのまとめ
・始めやすさ:△(チーム数が少ない)
・費用面:5000円前後/月(チームの活動レベルにも左右)
・親の負担:普通(チームの活動レベルにも左右)
・総括:瞬時の状況判断が養われる。チーム選択肢がまだ少ない。
体力、走力、瞬発力UP

 

 

 

 

野球

続いて、ドンドン抜かれている野球です。
私も少年野球の監督をしていましたので少年野球
の実情には非常に詳しいです。(円満卒部です)

始めるにあたって、道具を揃えるだけでも結構な金額になります。
そこは事実ですので仕方ありません。しかし、練習も試合も沢山
あり、子ども達の身体能力向上には大いに役立ちます。
また、東大生の幼少期の習い事で1位がピアノ、2位が野球なんです。
頭と指先を使うスポーツですので、頭の良さに繋がるようです。

ただ、最近は子どもがやりたいと言っても親の負担が増えるからと
敬遠される家庭が多いです。確かに野球は親の協力が無ければ
審判や配車、練習など満足にできません。しかし、参加は強制では
ありませんし、仕事の都合は最大限優先していただいてOKです。

お母さん達が一番敬遠されるお茶登板も、最近ではそれがネック
であればと、無くしたり負担を減らように取り組んでいるチームも
増えています。
今のご時世、休みも増えたり、練習時間も短くなったりと
野球界も良い変革が加速しています。
野球界の負の面が改善されれば、皆さんも始めやすいと思います。
やはり私は野球を一番推したいです!笑

 

 

野球のまとめ
・始めやすさ:〇
・費用面:2000円前後/月(最初に道具を揃えれば後は他より安い!?)
・親の負担:大きい(以前に比べ軽減傾向)
・総括:総合スポーツなので運動真剣が満遍なくUP。頭も使う。
チーム選択肢は基本無く、地元のチーム。親の負担が他に
比べて大きい分、地元の繋がり、子ども達の絆を得られる

 

 

 

 

陸上

陸上も近年人気が高まっています。男子のスプリンターの影響など
陸上自体の露出も増え、目にする機会も多くなりました。
己の体で勝負する陸上も身体能力向上に役立ちます。
陸上の活動は週1から週2と適度にあり、週末に時々大会が入る感じ
ですので、ほんと丁度良いという表現になります。
私も娘が陸上に入っていますので、良く分かります!

上を目指す子はどこまででも上を目指せますし、個人競技として
今の時代に合っている感じもします。

 

 

陸上のまとめ
・始めやすさ:〇
・費用面:333円前後/月(申込時に年間分(4000円)支払い) ※チームによって異なる
・親の負担:少ない
・総括:ボランティア指導者のチームだと格安で入部できる。
体力、走力は当然ながら、走り方の基本など指導して
いただける。取り合えず、で始めるには最適

 

 

 

 

バレーボール

バレーも以前から日本では根強い人気がありましたが、男子の野球
と同じで、拘束時間が長く、大会等が多く親の負担が大きいとして
敬遠され、競技人口が減っています。

多くは学校単位でチームを編成してあるので手軽に始めやすく
将来にも繋がるスポーツです。

 

 

バレーボールのまとめ
・始めやすさ:〇
・費用面:3000円前後/月
・親の負担:大きい(チームの活動レベルにも左右)
・総括: 学校単位のチームが多く、始めやすい。ジャンプ競技
なので瞬発力や、反射神経UPに繋がる

 

 

 

 

卓球

これも近年人気のスポーツです。福原愛が人気を牽引し、石川、
張本、伊藤などが台頭し、プロもできて人気も高まっています。
以前、タモリさんが「卓球は根暗だ」という発言があり長い間
低迷していましたが、今やイメージが刷新されました。

基本は個人競技ですので、時代にも合っていますし始めるに
あたり費用もそこまでかかりませんが、卓球も習えるところが
まだ少ないですので、近くに無い方は始める事にハードルが上がり
ます。

 

 

卓球のまとめ
・始めやすさ:△
・費用面:3000円前後/月(チームの活動レベルにも左右)
・親の負担:普通(チームの活動レベルにも左右)
・総括:状況判断、反射神経などが鍛えられます。戦術もあり
    頭も沢山使います

 

 

 

 

水泳

昔から根強い人気のある習い事です。幼少期から始められ、バスで
の送迎も多く、人気のポイントです。
自分の子どもは泳げるようになって欲しいという親の願いも
当然あるでしょう。確かに、海や川に遊びに行った時も泳げた方が
間違いなく溺れるリスクが下がります。
習っていて損はない習い事です。

 

 

水泳のまとめ
・始めやすさ:〇
・費用面:5000円前後/月
・親の負担:少ない
・総括:喘息持ちの子などが始めると呼吸器関係が強くなり改善
に効果的。送迎込みが多く、手軽に始められる習い事。

 

 

 

スポーツと教育

子どもは普段の生活の中で同じのクラスの子と一番多く接します。
そういう生活の中では、中々新しい刺激という物が得られにくく
なります。

スポーツを習い始めると、別の学年や別の地域の子と接したり、
親以外の大人とのやり取りや指導も大きなポイントです。
練習メニューや試合でも新たな刺激が得られますし、その刺激が
心身の成長に欠かせません。

特にゴールデンエイジ(9歳~12歳)と言われる年代の子どもは
運動神経の発達に大きく関わるので何かスポーツをしていた方が
良いと言われます。

また、スポーツを通して決断力、判断力、我慢、思いやり、優しさ
諦めない事、集中力等、様々な事を学ぶことができます。
こういった事は普段の生活の中では中々教える事ができません
ので、スポーツを習うメリットと言えます。

そのスポーツを上達して欲しいと思う事も大事ですが、それを
やっている事によって得られる様々な事を考えると、上達する事
だけが全てではないと思います。

スポーツを習う事によってこういった事が身に付くと考えると
スポーツを習わせる事のハードルが下がると思います。
また、そのスポーツをする事で出会う仲間の存在も大きいです。
学校の友達とは違う、絆で結ばれた“仲間”になります。

スポーツを習う事が教育の一環と考えると、また違った見方が
できると思います。

 

 

 

 

一言まとめ

うちの子は何を習わせようかと考えている親御さんには少しでも
参考になればと思います。
私の独断で書いている部分がありますので、一番は興味がある
スポーツを実際に習っている方に聞くのが確実です。
月謝なども地域差やチームレベルで開きが大きいかもしれません。

また、父、母のどちらかがやっていたスポーツをまずはさせてみる
というのが取っ付きやすいと思います。自分で指導できますし
チームの良し悪しが分かりやすいと思います。

いずれにしろ、我が子には何かしらスポーツを楽しんでもらい
心身共に健全に成長して欲しいというのは親の共通の願いだと思い
ます。

その為のスポーツ、何か始めてみませんか。

 

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